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アトピーは皮膚科まで | この症状は耳鼻科?内科?皮膚科?教えて!新宿のドクター

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アトピーは皮膚科まで

アトピーになったら

アトピーはアレルギーが関係している症状だと言われています。
そしてアレルギーを持つ方は増加傾向にありますから、アトピーを経験する方も増えるかもしれません。
もしアトピーになったときは皮膚科を受診してください。

そのためにもアトピーの症状を知っておきましょう。
この病気はお肌がかゆくなるのが主な症状です。
かゆみは比較的強く、かゆみで夜中に目が覚める方もおられます。
日中も学校や職場などでかゆみを我慢しようとすると大きなストレスになることもあります。
それくらいの強いかゆみが出ることもあるのがアトピーの症状です。

また、患部をかいた直後にはお肌が赤くなり、お肌が少し腫れることが多いです。
このような症状が慢性化することも多く、病院を受診すればすぐに完治するとは限らない病気です。
そのためアトピーになった方は定期的に皮膚科へと通院されている方もよくおられます。
患者にとってはストレスの大きい病気となりがちですから、もしこれら症状に悩んだら皮膚科を受診するといいでしょう。

皮膚科での治療

皮膚科を受診すると専門医の診察を受けられ、その症状の原因が診断されます。
先にご紹介したような症状はアトピーの可能性もありますが、別の皮膚の病気の可能性もありますから、そのようなことを患部の状態や問診内容から判断するのです。
やはりアトピーだと診断されれば治療が開始されます。
アトピー治療は塗り薬の処方となる場合が多いです。
アトピー患者のお肌は乾燥していることが多いため、保湿剤を処方されることが多いです。

そして患部ではお肌の炎症が起きていることも多いため、これを鎮める塗り薬もよく処方されます。
そしてかゆみが強いときはかゆみ止めの飲み薬が出されることもあります。
これらいくつかの薬を使うことでかゆみを抑えつつ、患部のお肌を正常な状態に戻していくのです。

ただし、先にもご紹介したとおりアトピーは慢性化しやすい病気です。
一度皮膚科を受診して薬をもらえばすぐに完治するとは限りません。
一時的に症状が治まっても薬を使うのをやめたらまた同じ症状が出る場合もよくあります。
そのため薬が切れるころになったらまた受診して患部の状態を医師に確かめてもらい、必要な薬をもらうといった対応が必要になることも多いです。

定期的な通院は患者にとっては少し負担となるかもしれません。
しかし途中でアトピーの治療をやめてしまうとまたふりだしに戻ることもよくありますから、医師とよく相談して根気よく治療を続けることが大事です。