予防接種の診察科
予防接種は病気の予防に効果的です。
これを受けると絶対にその病気にかからないわけではないのですが、自助努力だけで感染を防ごうとするよりは確実に感染の確率を下げられます。
また、非常に感染力の強い病気を予防するにはこれがほぼ唯一の方法となる場合もありますから、受けていない予防接種がある方は積極的に受けてみてください。
そのときの診察科ですが、内科や小児科でやっていることが多いです。
予防接種の希望者が大人の場合は内科、子供の場合は小児科が選ばれることが多いですね。
大人が小児科で予防接種を受けられるかというと、これは病院の方針によります。
子供連れの親御さんが一緒に予防接種を受けるといった対応はOKとなる場合もありますが、大人が一人で受診して予防接種を受けたいというのは、病院によっては内科など別の病院の受診をお願いされる場合もあります。
ただ、病院によってはOKとなる場合もありますから、大人の方で小児科での予防接種がしたいときなど、来院前に問い合わせるといいでしょう。
どんな予防接種ができる？
内科や小児科を利用するとどんな予防接種ができるのかというと、これは病院によって変わります。
多くの予防接種に対応している病院もあれば、ごく数種類に限って実施している病院もあります。
それぞれの病院で対応できる種類は変わりますから、来院前に確認するといいです。
確認の方法ですが、インターネットで確認できる場合もあります。
その病院のHPがあれば、まずはそちらをチェックするといいでしょう。
実施している予防接種の種類について案内がありますから、希望するものがあるか確認してください。
また、これはお住いの都道府県や市町村が案内する医療情報ページに、予防接種を実施している医療機関や、そちらで実施している種類が載っている場合もあります。
それを参考にお近くの医療機関を調べ、来院前に問い合わせるなどすると確実です。
インフルエンザの予防接種について
麻疹や風疹などは2回の予防接種で長期の免疫を獲得できますから、頻繁にこれを受ける機会は少ないでしょうが、インフルエンザの予防接種となると毎年受ける機会がありますよね。
これは多くの医療機関で毎年実施されており、先にご紹介した内科や小児科はもちろんですが、耳鼻科、皮膚科など、普段はあまり予防接種を実施していない病院でも受けられる場合があります。
その病院がこれを実施していれば何科で受けても問題はありませんから、行きつけの病院などでやっていれば受けてみるといいでしょう。
